スタートアップですばやくWebシステムを開発したい・・
話題のノーコードってどんな感じなの?
最近ノーコード関連のニュースを聞くようになりました。日経でも普及期に入ったと取り上げられていますし、NewsPicksでも「ノーコード革命」に乗り遅れるなという記事がありましたね。Amazon,Google.Microsoftなど巨大企業も次々にノーコードに参入してきます。
この記事では実際にノーコードってどうなの?という疑問にクライアントに納品した経験をもとに解説していきます。
プロフィール
IT営業(SES)3年→看護師→フリーランス。
動画制作やNo codeを使用してWeb開発しています。
確実に現場で使える!eラーニング「No codeラーニング」も発売しています。
プログラミング知識
Progate3日で挫折しました
まず前提としてボクのプログラミング知識についてです。ボクはIT営業(SES)を3年間やっていました。業界知識は多少ありますが、プログラミングほぼ未経験です。中学生の時にホームページビルダーでかなり簡単なHTMLを触ったことある程度です。それも15年以上前なのでほとんど忘れています。ノーコード触る前にProgate(プログラミングが学べるサイト)やりましたが3日で挫折しました。
ノーコードで開発する経緯
クライアントからの依頼
もともとは動画制作や編集などをやっていましたが、ある日クライアントから研修やマニュアルを動画にして社員の学習進捗をサポートしたいという相談がありました。もしかしたらノーコードなら可能なんじゃないか?と思って調べて学習管理システム(LMS)システムを1ヶ月で構築しました。
「こんな短期間で、開発できるんですね」
結果、クライアントからは非常に大満足でした。経営者、受講者、社員にアンケートをとったところ100%が「導入には意味があった」60%が「以前より教育にかける時間が減った」と回答頂きました。開発期間、金額も0からエンジニアに依頼して作成するのに比べて従来の1/4にもなっています。
ノーコードのメリット
①プログラミングの知識なくWeb開発ができる
②短期間、低価格で開発できる
③直感的な操作で作れる
①プログラミングの知識なくWeb開発ができる
Webアプリ開発ならglide、bubbleが有名かと思います。ボクも使用していますが、プログライミングの知識がなくてもエンジニアが作成したようなアプリを作成することができます。予約管理システムからFacebookやTwitterのようなSNSアプリ、eラーニングまで幅広く開発できます
②短期間、低価格で開発できる
BUbbleの創業者はスタートアップの経営者が「エンジニアが必要だ」と必死になって探しているのをみて、「エンジニアを苦労して雇わずに道筋を見つけよう」と考えたのがはじまりのようです。
ノーコードを使用すると従来では考えられないくらい短期間、低価格で開発できます。
アイディアをすぐ形にしたいスタートアップや社内向けシステムまで素早く開発することができます。
③直感的な操作で作れる
※bubble操作画面
開発イメージとしてはブロックを組み合わせていくような感じです。
ドラッグアンドドロップなので誰でも簡単に操作可能です。
デメリット
①プラットフォームに依存する
②自由度は高くない
①プラットフォームに依存する
お試しで無料で開発できますが制限もあり有料プランも用意されています。
プランの値上げだったり、突然明日からサービスが停止となり使えなくなる可能性も0ではないです。
②自由度は高くはない
決まったブロックを組み合わせて作業するイメージです。プラグイン機能などもありますが、痒いところに手が届かないといった事もあると思いますがbubbleなんかはかなり豊富なことができると思います。
誰でもアプリ開発ができる時代に
プログラミングに挫折したボクが、実際に顧客にシステムを納品して使われていることにただ感動です。
誰でもアプリ開発ができる時代がきているんだと実感しています。