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【最強都市福岡】高島市長の言葉が魅力すぎた

とある看護師のブログを読んでくれてありがとうございます。

めちゃくちゃ面白い本を読みました。

福岡市長高島宗一郎の日本を最速で変える方法

福岡市は客観的事実でも、最も勢いがある都市の1つです。

・福岡市開業率連続日本一

・政令都市唯一、7年連続税収過去最高

・政令市の中で人口増加率、増加数トップ

ボクも福岡市に住んでいて、福岡市が大好きですし、

何よりこんな泣く子も黙るような成果を出し続けている現役の市長がどんな思考で仕事をしているか気になって読みました。また社会人でも起業家でもタメになるような言葉がたくさん書いてありました。

結論

①ビジョンを明確にする。そのビジョンは大義=人々の役に立つ事が大事

②リスクをとって行動をはじめること

プロフィール

IT営業3年→看護師→フリーランス。

“ITで医療、介護業界の業務改善に貢献する”ためにシステム開発しています。

https://nocode-learning.com/

「データ」と「感染症」

日本はこの2つの分野が最も苦手

最近YouTubeを見ても、Googleで検索してもびっくりすることないですか?関連動画や広告を見て、「え!?何で私の興味あることをここまで分かるの!?」みたいなこと。

例えば欲しい靴をGoogleで検索すれば、全然関係のないHPを見ていても靴関連の広告が流れてくる。YouTubeで自分にとっておすすめの、興味のある関連動画をすすめてくる。

こうした巨大企業は大量にユーザーからデータを集めて広告を打ち出したり、商品開発をしています。まさに、本書でも書かれている通り企業にとっては「情報こそが命」となりそうです。そして本書では新型コロナウイルスのワクチン開発でも大きな遅れてをとっており、「感染症」「データ」がこれから重要なキーワードになるのは間違いないです。

「データ」と「感染症」に言及したところでは、

・データ管理が危機対応のボトルネックに

・コロナ禍は日本が変化し飛躍する大きなチャンス

・自由と民主主義を大切にしながら、データ活用と感染症対策を進める

こちらのトピックもおもしろかったので本書でぜひ。

ビジョンを明確にする

「福岡をアジアのリーダー都市へ」https://takashima.fukuoka.jp/

就任以来、高島市長はスタートアップ支援を福岡市政のど真ん中に位置付けてきました。

政治家=公約倒れになるイメージを持つ方も多いと思いますが、ここまで本気で行動してきて実際に成果を出しているのも珍しいと思いました。

実際に市政の信頼度も2010年の信頼度が41%→2020年度には83.9%へ上昇しています。

ビジョンを明確にする。そしてそのビジョンは社会的課題の解決のためであったり、大義(人々の役に立つこと)でなければならない。

これは改めて気づきでした。ボクも小さいながら事業をやっている者として、

・挑戦を通して社会的課題を解決して、人々の役に立つサービスを提供する。

そのために、動画事業やWeb開発事業をやっていたりするので改めて大事にしたいなと思いましたね。

リスクをとって行動をはじめること

だんだんと年齢を重ねるにつれて、”批評家”になりがちですよね。

「べき論」は言うんだけど、実際には行動しない。

成功した人をみて、「あの人だから出来るんだ」「自分には無理だ」と。

ボクも会社員、看護師やっているときは、めちゃくちゃ批評家になっていました。

「看護部長はもっとこうしたらいい」「こんな頑張ってるんだから給料をもう少しあげるべきだ」など。

ボクは「環境に文句を言う自分が嫌で独立した」と結構言っていますが、30前後で(ずいぶん遅いな)環境に文句を言っても全く無意味だということにふと気づきましした。

本書でこう記されていましした。

理想論だけでは、社会は変わりません。一人ひとりが思考を変え、行動を変えることが、「日本を最速で変える」ことにつながります。他者の批判ばかりしたり、「べき論」を語ったりするだけではなく、言い出した人が、それぞれの分野でリスクをとって行動を始めることが大切です。

「社会」と「日本」と書いてあるので自分には関係のないことだと思いがちですが、これは「自分の人生」と捉えると違って見えます。

ボクも環境に文句を言ってばかりだった頃から、自分で「こうしたら社会や自分の人生はいい方向に変わるんじゃないか?」と行動することで劇的に変化が出始めました。

これはすべての人に言える事で、例えば

「給料が安い」→転職や副業という行動をする

「人間関係が嫌で辞めたい」→いい転職先を探してみる行動をする

ことが大事なんだと改めて気づかされました。

政治やビジネス、スタートアップの話などがメインですが、すごくタメになる本でした。

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