2021年9月発売のExpert Nurse に取材されました!
Expert Nurseさんありがとうございました。
「病院以外で働く道もある! 自分のキャリアを考える図鑑」の中で取り上げて頂きました。
※写真は許可を得て掲載しています。
ビジケア〜訪問看護経営マガジン〜次世代訪問看護師紹介 特別編に続き2件目の取材となりました。
https://visitcare-plus.co.jp/nextnurse-7484/
ボクの中では、ものすごい不思議です。
看護師としてはポンコツだったボクが、こうして看護師雑誌に取材されるなんて。
苦悩の道でしたが、自分なりに試行錯誤して考えてきたことを2つにまとめました。
①バリバリのキャリア志向を諦めた理由
②人と違うことは非常に価値のあること
プロフィール
IT営業3年→看護師→フリーランス。
“ITで医療、介護業界の業務改善に貢献する”ためにシステム開発しています。
バリバリのキャリア志向を諦めた理由
劣等感
ボクは看護師という仕事が好きで誇りをもってやっていました。
最初は救急に入り将来的にはNPとして活躍しようと考えていたり、大学院に進学してその後教員になるのもいいなと思ったり、訪問看護ステーション管理者になるのもいいなと考えていたり。
でも結果的にそれはすべて諦めました。人より、能力が欠けていることに気づいたからです。
ボクは人より注意散漫で、自分の好きなことをやりたい!的な多動症の面があります。
あとマルチタスクが非常に苦手です。
看護師は、優先順位を決めて同時に次のことも考えなくちゃいけません。
ケアをしながら、次に点滴の時間を気にしたり、他の患者さんのことも考えたり。
それができなくて、とても悩んでいました。人よりミスが圧倒的に多かったり、メモするけどそのメモをどこかに無くしたり。
「みんな普通にしてるけど、全然できない・・」
常にそんなことを思っていました。仕事は好きだったので病院に勤めながら休日に訪問看護のアルバイトをしたり、訪問看護ステーションに就職したときには週6,7日働いていました。
ゲームで例えると、他の人よりもプレイ時間は多く、試行錯誤してやっているけど全然クリアできなかったり、まわりがどんどん次のステージに上がっているのに、おいてけぼりになったり・・
得意なこと
一方で得意なこともありました。アイディアを出したり、創造性を要する仕事だったり、行動力があったり。人より多少得意だと感じる場面がありました。
要するに今やっているようなアプリ開発だったりですね。
鋭い方には分かるかと思いますが、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」気質がすごいあったんです。
ある時、あまりにも注意散漫で仕事に支障が出るようになりました。
その時は副業で動画制作とかもしていて、副業のお客さんからはめっちゃ褒められ、本業では脳がちぎれるくらい怒られている状況でした(笑)
精神科医に相談
治せるものなら、治したいけどどうしたらいいか分からない状況でした。
仕事にも支障が出てきていたので、精神科医に相談しました。セルフチェックしたり、知能テストをしたりして、結果的には「ADHD」でした。
精神科医に言われたこと
「ADHDは脳の特性だから、注意散漫や多動症を改善するのはなかなか難しい。でも、得意なことはある。アイディアや創造性は人より長けているから。経営者や芸術家に多いんです」
内服で症状をコントロールしてお仕事を続けている方も多いらしいですが、ボクはそれよりも自分の得意なことをして生きる方を選びました。
「得意なことをして生きたほうが楽かもしれませんね。苦手なことは人に任せていく」
この言葉で、ボクは看護師として上に登っていくキャリアは諦めて、逆に自分だけにしかできない、社会に価値を提供できる道を選びました。
人と違うことは価値がある
学校ではみんなと同じことが正しいこととされます。社会に出ても、みんなと同じだと安心だったり、新しいことに挑戦しなくなったり、ついつい批評家になったり。
でも、みんなと少し違うことをしてみて、レールを少しだけ外れてみたら、今までとは全く違う景色が見れるようになりました。
その道は決して楽ではなく、でっかい岩とか時々転がってきますが(笑)それはそれで楽しい。
人と違うことが、価値があると信じて、これからも世の中に価値を提供していきたいです。
応援してくれると嬉しいです。
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