・勉強や仕事をはじめようと思ってもやる気が起きない・・
・ついついダラダラしてしまう・・
そんな経験ありませんか?ボクはかなりあります。
現在フリーランスとして働いているので、休みなくほぼ毎日働いています。
ただ、時には「なかなか仕事がはじめられない・・」「ダラダラしてしまう・・」なんてことありました。
これをどうやったら解決できるか?と自分なりの試行錯誤と本を読んでいたら良い方法がみつかりました。
この記事を読んで実践すれば、以前より確実にスムーズに、仕事や勉強をはじめられると思います。
参考にした本はこちら。
――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト
脳科学と心理学、ボクの体験談から記事を書いていきます。
結論
・とりあえず5分座って、勉強、仕事したフリをする
・自分なりのルーティンを作る
・場所を変える
プロフィール
IT営業3年→看護師→フリーランス。
“ITで医療、介護業界の業務改善に貢献する”ためにシステム開発しています。
やる気のメカニズム
脳の側坐核がドーパミンを出す
やる気スイッチを押せば、一瞬にして勉強や仕事をスタートできればいいのでしょうが、そうもいきません。脳には「側坐核」という部分があり、ある程度の強さを与えると、そこから「やる気スイッチ」であるドーパミンが分泌され、やる気が沸いていきます。
じゃあ、どうやったら側坐核を興奮させられるのか?
それは、とりあえず仕事(勉強)をはじめることなんです。
・・・いやいや、やる気を出してから、作業するんじゃないの?逆じゃない?と思いますが、ここでのポイントは「側坐核はすぐには興奮しない」のが脳の仕組みのようです。
簡単な作業でいいので、脳を使い始めて、軽く興奮させる。そうして5分ほどすると、ようやく「本気」出すのが仕組みらしいのですが、個人的にこれはかなり効果があると思います。
要するに「脳を騙す」感覚に近いですよね。
とりあえず5分座って、勉強、仕事したフリをする
仕事(勉強)するとまずは宣言する
ボクもやっていますが、小声でも大声でもいいので「さ、今から仕事(勉強)をはじめよ!」と宣言してみてください。嘘と思うかもしれませんが、これめっちゃ効果があります。
心理学の「認知的不協和」を応用したテクニックになります。
認知的不協和
アメリカの心理学者のフェスティンガーにより提唱された概念で、矛盾する2つの認知が存在する場合、そこに違和感やストレスを感じ、認知の矛盾を解消しようとしたくなる心理のこと
つまり、「今から仕事をはじめよう」と思っている自分と「まだ仕事をしていない自分」は矛盾しているので、その矛盾を解消しようとするんです。
たしかに、これをやると不思議と「仕事をしてみるか」と前向きな気持ちになるんですよね。
この認知的不協和を他にも使ったテクニックが本書で紹介されており、コンビニのトイレなんかでよく見かける「トイレをきれいに使って頂きありがとうございます」という張り紙も、「トイレを汚くするのは矛盾している」からきれいに使おうという認知的不協和のテクニックが使われています。
個人的に、この認知的不協和のテクニックを活用できるテクニックをもう1つ使っていまして。それは、朝2度寝したくなる時です。
そんな時に「ああ、よく寝た!さ、起きよ」と結構なボリュームで言うと、少し目覚めて起きれます。(これマジです)
認知的不協和テクニック本当にすごいので、みなさん騙されたと思ってやってみてください。
とありあえず5分座ってみる
それでもやる気が起きない時には、「とりあえず5分座って、仕事(勉強)する。またするフリをする」が効果的です。
ポイントは、座ってスマホやPCでYouTubeを見るなど他の作業をするのはNGで、参考書や仕事の資料を見たり簡単な作業をすることです。
そうすると脳が「そろそろはじめないとな」と軽く興奮して、側坐核からドーパミンが分泌される仕組みですね。この「とりあえず5分座ってみる」も使っているテクニックでとても有効です。
自分なりのルーティンを作る
習慣は人生を変える
ボクは今自分で事業をやっていますが、その前は職場で無視されるようなポンコツ看護師です。元々は副業でやっていたのが、看護師以上の収入を得られるようになって独立した経緯があります。その成果をあげたのが、絶対にルーティンを確立化させたことだと断言できます。
毎日同じパターン、同じ儀式を行うこと。
例えば、副業でやっていた時には
・仕事から帰宅後、夕飯を食べたら30分間作業を行う
・寝る1時間前には事業関連の本を読む
などです。
今では、仕事を始める前のルーティンとしては、
・吉野ひのきのアロマをたく
・Amazon Echoで集中できる音楽を流す
これやると、ひのきの匂いをかいだら勝手に仕事モードになっているし、集中できる音楽を聞いたら勝手に仕事モードスイッチが入ります。
いわゆる”モード”状態になる条件付けを考えておくと、もう脳が勝手に勘違いしてしまって、やる気とかの問題ではなく、勝手に体が動く状態になります。
例えば、資格試験勉強中だったら
・帰宅後20時から20時30分まで30分間毎日勉強。勉強する前には音楽をかけて椅子に座る
などのルーティンを確立するといいと思います。
断言できますが、ルーティン(習慣)は、人生を変えます。
場所を変える
個人的な意見
本には書かれていませんでしたが、「作業場所を変える」というのも有効な手段だと思います。家ではテレビ、スマホ、家族など娯楽があったり集中できない環境が整いすぎています。
そんな時、例えばカフェで作業したりすると自然と作業をはじめれるし、集中できます。
このブログもカフェで書いています。
まとめ
・とりあえず5分座って、はじめてみる
・自分なりのルーティンを作る
・場所を変える
なかなか勉強や仕事がはじめられないとき、集中できないときに是非おすすめです。
本書では、他にも
・パワーポーズで脳をだます
・計画を立てる、何かを書く
・最終手段は睡眠
など非常に為になることが書いてあるので、是非読んでみてください!
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