社会人から看護師になる方増えています。
ボクもその一人です。
30代からでも看護師なれる?
子育てしながらでも可能?
准看護師と看護師あるけどどっちがいいの?
そんな疑問があるかと思います。
ボクは3年課程でしたが、30代の看護学生、子育てしながら通っている方とも一緒に学んできました。
結論
①30代からでも十分可能。入学者に占める割合は7.5%
②子育てしながらは家族の協力が不可欠
③准看護師より看護師がおすすめ
著者プロフィール
社会人として営業を3年間経験した後、24歳の時に看護専門学校へ入学。27歳で看護師免許取得。新卒で大学病院入職。現在フリーランスとして動画制作、編集に携わる。
30代からでも十分可能。入学者に占める割合は7.5%
入学者に占める30代以上の割合
看護師になるには次の3つの選択肢があります。
①看護大学 ②看護師3年課程 ③准看護師課程
①、②では看護師免許、③では准看護師免許が取得できます。
入学者に占める30代以上の割合は、
看護大学では0.3% 看護師3年課程では6%、准看護師課程では39%となっています。
出典:e-Stat
2020年度の看護大学、看護師3年課程、准看護師課程の入学者は59952人で30代以上は4515人の7.5%。意外と多いと思いませんか?
看護師になるメリット
安定感抜群
まず一生職に困る事はありません。
他の業種では今後、仕事をAIやロボットに移行するというのが加速度的に増えていくとおもいます。
看護師も業務の一部はそうなっていくと思いますが、業務が完全にAIやロボットに代替されるとは考えにくいです。
朝起きて目の前にロボットがいて「おはようございます」て言われてもあまり嬉しくはありませんね(笑)
厚生労働省の調査では看護師の平均年収は482万9100円。
※平均年齢39.5歳、勤続年数8.2年、月収33万4400円、ボーナス81万6300円。
看護師は地方でも400万以上は十分に可能です。都心部の病院だと勤続年数8.2年いかなくても年収500万は十分に狙えると思います。
20代の看護師が、彼氏より給料が高いとよく聞きます(笑)
給与の他、やりがいなどもこの記事で解説しています。
ライフスタイルに合った働き方が可能
看護師はさまざまな働き方が可能です。
病院以外でも、介護施設、訪問看護ステーション、保育園、企業、テーマパークなど多様な場所、また都道府県関係なく自由に働けます。
働く場所だけでなく、働く時間も自分で決められます。
夜勤専従、パートタイム、週に2回看護師して他の日は違う仕事などしている方もいます。
多様なキャリア
看護師になると多様なキャリアが用意されています。
認定看護師、専門看護師、ナースプラクティショナーなど看護の専門性を高めることも可能です。現場ではかなり重宝されます。
師長などの管理職、訪問看護ステーションを経営、ボクみたいに看護師の経験を生かしてフリーランスになるというのも可能です。
子育てしながらでも可能?
家族の協力が不可欠
子育てをしながら看護学校へいく方も多いです。
ボクの同級生も3歳くらいの子供を育てながら通っていました。
スケジュールでいうと、学校始まる前に保育園に送り、16時30頃に学校が終わったらそこから保育園のお迎えをしているイメージだったと思います。同級生は実家に戻って家族の協力を得て学校生活を送っていましたが、家族の協力は不可欠だと思います。
勉強や実技試験、実習で遅くなる時
会社員も9:00−17:00が通常のスケジュールですが、それが学校になっただけで時間の使い方は特に変わらないと思います。
ただ看護学校は膨大な勉強量と実習もあります。
もちろん遅くなったり家事や育児が終わってから勉強に取り掛かることもあるのでその分ハードになることは覚悟しておいたほうがよさそうです。そんな時に両親や夫の協力が欠かせないと思います。
准看護師より看護師がおすすめ
准看護師とは
看護師は国家資格であるのに対して、准看護師は都道府県が認定する免許です。
「国家資格ではないこと」「医師や看護師の指示がないと業務をおこなえないこと」
これが大きな違いです。ただ、業務内容はほとんど看護師と同じです。
准看護師の方と一緒にお仕事したことありますが、もうかなり頼りになる先輩でいろいろ教えてもらっていました。
准看護学校のメリット
①働きながら通える
②2年で現場に出れる
③学費が安くて済む
一度社会に出て学校に通うとはやく現場に出て働きたいという心理は当然だと思います。
30代以上の割合が准看護学校では39%と高いのもこの理由からだと思います。
令和元年の医師会の調査によると、准看護師過程の学生48.0%が医療機関で働きながら、通っているようです。全日制・半日制2つあるのでそれが可能というわけですね。
デメリット
①職務内容が大差ないのに給与差はある
②看護師と比べ求人数が少なく希望の就職先につけないことも
詳しくはこちらで解説しています。
就職数も限られているし、長い目でみたら金銭的にも看護師になるほうがメリットが大きいとボクは思いました。
30代からでも十分に看護師は可能。メリットも大きい
勉強、実習があるため子育てしながらは家族の協力が不可欠
長い目で見ると大学や看護師養成課程(3年)がおすすめ